日記・ブログ

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2009年 11月 *12月-

 

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今年最初のご葬儀


2010年1月7日(木)


今日は自坊の会館で、ご葬儀がありました。年末年始の休みに加えて、六日が友引ということもあり、火葬場が相当に混んでいたようです。このたびのホトケさまは、逗子市の小坪の火葬場で荼毘に付されました。南無阿弥陀仏


横浜には市営四、民営一の計五ヶ所の火葬場があります。それでも、予約が取れずに一週間以上待たされたり、他市の火葬場を利用したりすることがありました。あるいは隣市の川崎市の火葬場を利用することはありましたが、今回のように逗子市までの遠征は初めてです。ご葬家のみなさまもお疲れだったのではないかと拝察いたします。


この混雑の理由の一つとして、いわゆる直葬の増加があるのではないかと思っています。通夜も葬儀・告別式もやらず、火葬場に直行するという昨今増えつつある形態です。僧侶が火葬場で落ち合う場合もありますし、不要のケースもあります。


葬儀の多様化はかなり前から叫ばれております。現在、自坊でも専門家の方を招いて葬儀事情についての勉強会を催したいと思案中です。開催が決まりましたら、多くの檀信徒の方にご参加いただきたいと思っています。


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お年始まわり2日目


2010年1月5日(火)


今日はちょうど100軒のお檀家さんにご挨拶をさせていただきました。二日間で215軒。毎年のことではあるけれど、ペースをつかむまではなかなか調子がでないものです。


歩きながら、いろいろなことを考えます。締め切りが二十二日に迫った書きかけの論文のこととか、八日のテレホン相談のこととか、ホームページ用の「一月の言葉」のこととか、お年始まわりのかわりにお札と暦と寺報を郵送にしようか等々。


実際のところ、お年始まわりというのをあまりしないのでしょうか。二日間まわって一度も同業者には出会いませんでした・・・


夜は、ここで書くのに少々躊躇を覚えますが、恵比寿の「チャンピオン ペントハウス」


という焼肉屋で、東京仏青の小林くん、神奈川仏青の塚ちゃんと飯沼くんと新年初顔合わせ。店は幹事の僕のチョイスでしたが、個人的に焼肉は辛い年齢になってきたと実感しました。ちなみに、このメンバーは年末の二十九日にも会ったばかりです。


てか、実は来週の十六日にも西麻布の「ラ・ボンバンス」という一昨年来のフェイヴァリット和食店で、結婚が決まった飯沼くんのお祝いをするため、全く同じメンツで会います。


一般的に、年齢を重ねてくると、同年代の坊さん同士が、プライベートで会って食事したり飲んだりということはなかなかないように思います。そう考えると、この会(他に三人くらい出席率の高いメンバーがいます)は珍しいケースで、モーホーかってレベルで会って、近況報告、各種情報交換、業界政治話、人物評等、まあ、いずこも同じ秋のゆふぐれという話題で盛り上がります。


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お年始まわり1日目


2010年1月4日(月)


今年は、三日はまわらず、四日から新年のご挨拶をスタートさせていただきました。予定軒数は、140。しかし、実際は、115軒しかご挨拶に伺えませんでした。


理由は、途中で雪駄の鼻緒が切れてしまったからです。新年早々縁起悪いですね。今日は夜、走ってるときも黒猫に横切られたし・・・ 僕はあまり縁起をかついだり迷信を信じたりしないようにしているのですが、昔からなぜか黒猫に目の前を横切られるのが嫌で、鼻緒より気になりました。前回、今年は良い年になりそうだと書いたばかりですが・・・まあ、しょうがないです。


鼻緒が切れてしまったので、車を駐車しているところまで、片足雪駄、もう一方は足袋で戻ったのですが、坊さんの装束でこれはかなりみじめで、恥ずかしかったです。


ということで、いったんに自坊に帰り、新しい雪駄に履き替えましたが、なんだかペースが狂ってしまい、結局、予定の軒数は回りきれませんでした。


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あけましておめでとうございます


2010年1月1日(金)


新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。


さて、25日以来なのでかなり久しぶりですが、なぜ更新がなかったのか。単純に、ほとんどトピックスがなかったからです。一応、懸案の論文を八割方終らせ、年内に会っておくべき人に会い、年賀状を書いて、走りのペースが落ちていたので少し気合をいれて長距離を走っているうちに2009年は終っていました。厄年とかは基本的には信じていないですが、本厄だったせいか、あまり良い一年ではなかった気がします。そういう意味では、終ってくれて何となくほっとしています。


2010年は、何の根拠もないですが、なんとなく良い予感がします。煩悩は尽きないとは思いますが、もろもろストラグルしつつ、いろんなことに挑戦したいと思っています。


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