日記・ブログ

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2009年 11月 *12月-

 

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  ▽ 2009年11月30日(月)



今日で11月も終わり。今年は本厄なんで、早く一年が終ってくれてありがたいんですが、しかし時の経つのは異様に早いです。


明日は、毎年恒例の天台宗の全国一斉托鉢です。神奈川教区の有志の僧侶が鶴見駅前に立ちます。僕も仏教青年会の一員として、参加予定です。もしよろしければ、ご協力よろしくお願いいたします。時間は10時半から12時までと短いんですが・・・


はっきりいって、坊さんのなかで、托鉢好きと、それほどでもない(てか、かなり苦手な)人というのは、くっきり分れているような気がします。正直言って、僕は後者のほうです。


とくに、この全国一斉というのがかなり不気味だし、偽善っぽいん気がする。まあ、ホントはこういうことあんまりいっちゃいけないんでしょうけど。他にやりようがあるんじゃないかと、仲間と話しています。


話してるだけじゃ、だめなんですけど・・・


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  ▽ 2009年11月28日(土)



今日は、大正大学で佛教文化学会があったので、法事(2件ありました)は住職にお任せで、実に2年ぶりに学会発表してきました。論題は、「『唐決』にみる与奪奪義解釈-五時八教判における法華の位置づけの問答から-」です。


『唐決』というのは、宗祖である最澄さんがなくなられた後、天台教学の継承を託された円澄をはじめ、光定や徳円といった遺弟たちが、天台仏教発祥の地である中国の諸師に送った質問に対する決答集をまとめたものです。


僕は、大正大学綜合佛教研究所のなかで、『唐決』をテキストにして、日本の天台宗では、どのようなことが論点となり研鑽が行われていたのかを研究しています。今回の発表は、その成果の第一弾です。


佛教文化学会は、発表時間が20分とやや長めなのと、ブランクのせいが時間配分があまりうまくいかず、出来もいまいちでちょっと落ち込み気味です。論文にまとめるときにはしっかりリベンジしたいと考えてます。


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